オープン戦ラテン短評①

サンバ


優勝 82番 ひと味違う床を使った流れない踊り
以前の銀座杯で踊られたサンバはスローフォックストロット同様に劣悪でした
それから強化種目としてスローは中級後半から受講できるようにし、サンバきめ細やかな指導を
心がけた結果が今回のサンバとスローに現れていました
サンバはどのように劣悪だったかと言うと、バウンスを表現しようとして、ピョコピョコ跳ねる

優勝したこの組は、床に「びたー」と吸い付くように足で踊っていました 足で踊れるようになると、あらゆるコントロールが可能になり、リズム表現やスピードの緩急などなど本当の意味での表現力が身に付き踊りに陰影がつきます
社交ダンスは舞踏で舞踊ではありません だから舞わずに踏む(足で踊り)のです


2位 85番 コネクションという一体感のある大きな踊り
この組の特徴は腕を通したリード&フォローで、二人のコミュニケーションがよく取れていました これは他の分野のダンスでは絶対に出来無い事で単に1+1=2ではなく1+1=3,4,5・・・と広がり、踊りを大きく見せてくれます


3位 97番 会場が小さく感じた迫力
この組の表現力には会場が小さいようで、プロが試合で使う日本武道館級の会場が必要です
思いっきり良く踊りサンバの能天気さは見えました


次回はパソドブレⅡ