社交ダンス初心者に戻って8
今日の技研は「多裂筋」!
最初のドリルは「多裂筋トレーニング」と検索すると必ず出てくるヤツです
四つん這いから片腕片足を水平に上げる
普通はそれでOKですが社交ダンス用には上げた腕と足に一工夫したドリル
2番目は仰向けでのドリル2種
3番目は立位での足を前後に動かすドリル1種
とても大切なことは・・
「姿勢は脊柱起立筋に任せて、各種運動は多裂筋にお願いする」
運動に脊柱起立筋が介入してくると・・・厄介なことになる
でもみんな脊柱起立筋で運動している事を気が付かないでいる
上級講座を3周りして、土曜の夜に時間の作れる人で上手くなりたい人は
技術研究科で「踊りの素」「動きの素」を知りましょう
副産物として姿勢が良くなります
社交ダンス初心者に戻って7
題名は「初心に帰って」ですが
今日の技研でやったことを記述します
時間前のお遊びから多裂筋を活性化するドリル1種をして本編
土台を作るドリルを7種類
ステップした足に重心を移すドリル1種
秘密のXドリル
それらを使っての歩行ドリル
大腰筋を使うための補助ドリル3種
大腰筋を使うためのドリル3種
椅子での大腰筋を使うためのドリル1種
それらを使っての歩行ドリル
踵骨を垂直に使うドリル右左
脊柱起立筋を緊張させないでカラダを持ち上げるドリル1種
ロールアップドリル2種+椅子
肩甲骨はがしドリル2種
そして歩行ドリル
バッチリ90分間
校長の思う理想の歩き方の片鱗が見える受講生が2人ほど出現した今日でした
後はダンスの練習ですがドリルを使ったの基礎練習で60分終了!
技研は拘ります
細かく筋肉ドリルをしますが目標は「大きな筋肉で踊る」
スローフォックストロット踊り方6
ワルツとスローフォックストロットのライズ&フォールはスローフォックストロット1踊り方で説明しましたので今回は足のタイミングを書きます
ナチュラルターンを例に
ワルツの3拍子を1&2&3&と拍子間もカウントして6ビートにします
1,右足ゆっくり前進して両足を十分に開きます(バランスは中間に)
&、左足が右足の横を通過
2,左足を十分に横に開く
&、右足ほとんど左足に閉じてきます
3,右足左足に閉じる
&、ロアーと同調して左足後退後退し始める
フェザーステップを例に
拍子間もカウントして8ビートとします
1,左足を緩める
&、右足前進(バランスは中間に)
2,左足を後ろに残したままカラダを右足に乗せるCBM
&、左足が右足の横を通過
3,左足前進(バランスは中間に)
&、右足が左足の横を通過
4,右足前進(バランスは中間に)
&、左足が右足の横を通過
スローフォックストロット踊り方5
スリーステップ 男子
1歩目(S)
左足前進=この足は前後の足の繋ぎになる足ですH
2歩目(Q)
右足前進=終わりにライズHT
技研は2段階ロールアップを使う
3歩目(Q)
左足前進=アップ、
男女の位置関係でカラダの向きは少し左向きになります
女子
1歩目(S)
右足前進=この足は前後の足の繋ぎになる足ですTH
2歩目(Q)
右足前進=終わりにノーフットライズ TH
3歩目(Q)
左足前進=ノーフットライズのアップ T
2歩目Hと3歩目Tでトライアングルベースを作る
男女の位置関係でカラダの向きは少し左向きになります
頭が右に倒れないように気を付ける
スローフォックストロット踊り方4
リバースターン後半、俗に言うフェザーフィニッシュ
上級男子
1歩目
右足を真っ直ぐ後退ではなく15度左回転をして
女子を受け止めるようにTHでヒールまで後退
2歩目
右足ヒールまで後退したのを前進の動きに変えてTになりながら
左足横より少し前に前進
3歩目
右足女子の外側にひし形で前進
技研男子
1歩目
左肩が引けないように右股関節を織り込み右脚を真後ろに後退TH(繋がった筋肉運動でカラダは自動的に左回転します)
2歩目
1歩目の後退と言うよりもサイドへの動きの結果、2歩目に着く左足は次の進行方向に向いているので右足の上で2段階ロールアップ上昇をして前進(右左足はT)
3歩目
左脚の上で手繰り寄せと「秘密のX運動」をしながら右脚を女子の外側に前進
上級女子
1歩目
ワルツのBOX練習のように左足前進H
2歩目
ワルツのBOX練習のように右足を大きく横にT
3歩目
左回転を消すようにしながら後退(右足TからHになる)
2歩目Hと3歩目Tでトライアングルベースを作る
技研女子
1歩目
右股関節を伸展手繰り寄せしながら「秘密のX運動」と左脚左股関節を屈曲して前進
カラダは自然に左回転を始めるが回転量は男子に合わせる
2歩目
左股関節伸展手繰り寄せとみぞおちまでのロールアップで右脚を大きく前進最後は横着地T
3歩目
右脚の上で残りのロールアップをしながらブルブル練習の動きと「秘密のX運動」をして左脚後退
右足Hになり2歩目Hと3歩目Tでトライアングルベースを作る
スローフォックストロット踊り方3
リバースターン前半 男子
右脚は足関節と股関節が曲がっています
1歩目(S)
左脚を出す時に左股関節の曲げと右股関節伸展と右脇の下を使って右半身を出していきます(CBM) 左脚に手繰り寄せで重心をを乗せます(股関節と足関節は曲がる)
2歩目(Q)
左足の上でみぞおちまでと、みぞおちから上のロールアップをして右脚を左脚に対してTの字に出していきます
伸びた右脚での手繰り寄せで重心をを乗せます
3歩目(Q)
後退
女子
左足関節と股関節が曲がっています
1歩目
右脚右股関節を伸ばして後退
2歩目
右足の上でみぞおちまでのロールアップをして左脚を寄せる(ヒールターン)
3歩目
左脚の上でみぞおちから上のロールアップをして左脚前進
スローフォックストロット踊り方2
フェザーステップ 男子
予備歩
左脚を股関節を曲げて出すと、自動的にカラダの左回転が起きます
1歩目(S)
右脚を出す時に右股関節の曲げと左股関節伸展と左脇の下を使って左半身を出していきます(CBM) 右脚に手繰り寄せで重心をを乗せます(股関節と足関節は曲がる)
2歩目(Q)
右足の上でみぞおちまでと、みぞおちから上のロールアップをして左脚を出していきます
伸びた左脚での手繰り寄せで重心をを乗せます
3歩目(Q)
手繰り寄せを継続して右脚を出し重心をを乗せます
フェザーステップ 女子
フェザーステップの基本は各ステップごとにTからHまで後頭部と仙骨を含む背骨を後退させる(男子を止めない)事です
カラダの回転も男子に合わせて回します
予備歩
予備歩Hと1歩目Tでトライアングルベースを作る
右足関節と股関節を曲げる後退
1歩目(S)
左足関節と股関節を曲げる後退
2歩目(Q)
左足関節と股関節を伸ばす(右脚も)後退
3歩目(Q)
2歩目Hと3歩目Tでトライアングルベースを作る
左足関節と股関節を曲げる後退
技術研究科受講生は全ての関節動作と上体運動はを技研流で行う事!
スローフォックストロット踊り方1
5月の上級と技研がスローフォックストロットは難解と言っているので、ワルツとの相違点も含めて書いていきます
先ずは共通事項の確認で
ステップの始まりとは=足を揃えた所から片足を動かす時で
ステップの終わりとは=ステップされた足に反対側の足が揃った時(横を通過)です
で!
各クラスでワルツBoxをやっているので
ライズandフォール(歩順でなくカウント)
ワルツ=1の終わりにライズを始める
2ライズ継続
3ライズ継続、終わりにロアー
まあ、だんだん上昇する感じですかね。。。
スローフォックストロット=Sの終わりにライズ
Qアップ
Qアップ終わりにロアー
カウントSで上昇は完了します
ライズandフォールの違いが動き(踊り方)の違いになっているので、「ライズ継続」と「アップ」の違いをカラダで実感する事です
次回は
ファザーステップ男女を細かく説明します
社交ダンス初心者に戻って6
その場足踏みをしてみましょう
動きは左右のエネルギーのプラスマイナスがゼロになると効率が良いです
例えば、大まかに歩きは右脚ー左腕、左脚ー右腕など
良い動きの時はカラダの中心(股関節)から動いていて
足踏みを例にとって、右脚に立って左脚を上げます
上げる(曲げる)左脚は大腰筋を使い
立っている(伸ばす)右脚は大殿筋を使います
大腰筋の対になっているのは大殿筋です
そのまま進めば歩行になり、その歩行で踊ります
その前に大腰筋と大殿筋を使う実感をそれぞれ別個にドリルした方が良いです
技研はそれをやっています
社交ダンス初心者に戻って5
足~膝周りと来て今回は股関節周りです
下のイラストは大腿骨・寛骨・仙骨・背骨を示したものです
大腿骨(脚)はアウターマッスルの大腿四頭筋ではなくインナーマッスルの大腰筋で動かします
大腰筋は伸張反射で活性化するので鍛えるのはとても難しいですが、技研では秘密のドリルとして教えています
重心が右足に乗る
大腰筋で脚を引き寄せています〇
大腿四頭筋での足の引き寄せ✕
カラダの中心から踊れるように(動ける)なりましょう
社交ダンス初心者に戻って4
歩行の注意事項2は
「腓腹筋も使わないで歩く」
右脚に重心を移動させます
重心が右足に乗る
左脚を開く
モデルさんのとても美しい歩きですが???
3枚目の写真で足首が頑張ってしまいました
この歩きを骨組みと筋肉で歩きを図解してみると
(図は反対脚になっています)
腓腹筋はまだ静かです
少し力が入ってきました
腓腹筋を収縮させ踵を上げ
つま先床を押す推進力でカラダを送り出しています
この歩きだと・・・本来使うべき機能を殺してしまいます
社交ダンス初心者に戻って3
土台が出来たら歩いてみましょう
社交ダンスの動きを単純化していくと「歩行」になります
ただ歩けば良いのではなく
人間が本来持っている機能を十分駆使した「歩行」です
歩き方にも多数の注意事項が有ってその一つが下のイラストです
右脚前進ですが
ヒラメ筋を使って歩かない
ヒラメ筋を使って前に進むと・・・代償として膝が伸びます
膝が伸びる事は悪いことではないですが、過度に伸びてしまいます
「反張膝」と言って、出っ尻・鳩胸・内股・・負の連鎖の根源になります
社交ダンス初心者に戻って2
前回の正解は踵骨です
この骨の上に積み木のようにカラダの骨を載せていきます
土台になるので
足(foot)を内側に倒す「外返し」や外側に倒す「内返し」をしないで
真直ぐに立てたままで色々な動きをして踊ります(赤線)
強化練習方法としては
1)両足を揃え立つ
2)踵骨を立つたままで左脚を横に開く
3)右脚を揃える
の繰り返しで左に動く、右もやる
兎に角踵骨を倒さない!
もう一つ!足(foot)の正しい構造
下のイラストの赤線の
内足縦アーチと
横アーチも不可欠です
2年前に開設した「技研」ではこの2つのアーチを作るの運動を
レギュラー講座のラジオ体操のように毎回しています
縦アーチは前脛骨筋
横アーチは後脛骨筋と各腓骨筋が役目を負っています
社交ダンス初心者に戻って1
「先生の独り言」は4~5年執筆活動を休止していましたが、その間初心に帰り社交ダンスを新たな観点から研究したので「先生の独り言again」として書いていこうと思います
下のイラストは右足を右側面と後方から見たものです
表題は「足元注意」とありますが、毎回少しづつ上に登って行きやがては頂点の頭まで到達します
頂点に達したころには、毎回の事柄を上手く習得出来れば、見違えるような踊りに成長している事と思います
今回は問題でこのイラストの骨で一番ダンスに大切な骨は?どれ
答えは次回